本格派のニースリーブとして、ボディビルダーやパワーリフターから愛用されるSBDのニースリーブ。
上級者が付けているけど、実際どうなの?
安いものじゃダメなの?
筆者自身こういう思いがあり、さらに好きなフィジーク選手も使っているのを見て購入しました。
それから使い始めて半年以上が経過したので、使用感を中心にレビューしていきます。
SBDニースリーブの効果
SBDニースリーブとは世界的に有名なパワーリフティング用のブランドSBD社が販売している本格的ニースリーブです。
公式HPで紹介しているSBDニースリーブの特徴は以下の通り。
ポイント
- 怪我のリスクを最小限に留め、パフォーマンスをサポートするデザイン
- 強度のある丈夫な縫い目は強い負荷に耐え、長くご使用頂けます
パワーリフティングの競技選手やプロのボディビルダーやフィジーカーなど多くのトレーニーに活用されていることからも、そのクオリティの高さが実感できます。
SBDはその他、エルボースリーブやリストラップなど高品質なグッズを販売しているので、興味のある方はこちらもご覧ください。
ニースリーブとニーラップの違い
ニースリーブと同じ役割のものにニーラップというものがあります。
ニースリーブが着圧式なのに対し、ニーラップはテーピングのように膝下から太ももにかけて巻いていきます。
パワーリフティング選手の大会時に使われるもので、巻いた時に痛みがある反面、保護力はニースリーブよりも強く、高重量にも怪我しないために欠かせないアイテムです。
SBDニースリーブは女性・初心者にもおすすめ
プロのボディビルダーやパワーリフターが使うなら、「上級者向けで女性や初心者には向かないの?」と思う方もいるでしょう。
そんなことはなく、SBDニースリーブは初心者から上級者まで誰にでもおすすめできる製品です。
女性や初心者にもおすすめな理由
そもそもニースリーブの役割は、膝の怪我のリスク低下です。
ボディビルダーやパワーリフターはスクワットなどで非常に高重量を扱うため、膝への負担も計り知れないものなので着けています。
ただし、女性や初心者は最初から本格派のニースリーブではなく、入門として安いニースリーブから導入するのも良いでしょう。
格安ならAZLIVがおすすめ
AZLIVは厚み7mm、素材はSBDと同じものですが、価格を抑えており高品質と評判です
何キロからでもおすすめ
SBDニースリーブが他ブランドのニースリーブと違うのは、やはりその保護力。高重量を扱うほど、その機能性の高さを目の当たりにします。
「何キロからニースリーブをつければいいの?」と思う方もいますが、何キロからでもスクワットやレッグプレス、ブルガリアンスクワットなど膝に負荷がかかる種目では着用しましょう。
ただニースリーブに慣れた状態でメインセットに臨みたいので、ウォームアップの途中のセットから着けるのが良いでしょう。
ニースリーブ購入時のサイズ選び
ニースリーブを購入する時に誰しも悩むポイントがサイズ選び。大きすぎるとブカブカで効果がなく、小さすぎると着脱が困難かつ圧迫感が強まります。
適正サイズを選ぶために、SBDでは下記の表を参考にします。
筆者は膝もふくらはぎも38-39cmだったので、Lサイズにしました。初の着用は素肌だと摩擦で定位置まで持ち上がらず、レギンスを着た上から着用しました。
サイズに迷ったら試着もおすすめ
上記の筆者のようにタイトフィットの方が良かったと後悔する人もいます。高い買い物なので、失敗したくない方は試着がおすすめ。
試着希望の方は送料(税込610円)がかかりますが試着用のニースリーブを注文するか、ゴールドジムなどで開催されているSBD試着会に行くと良いでしょう。
※試着会に関する情報は公式HPのお知らせページまたは、公式ツイッターから確認できます。
SBDニースリーブの付け方
SBDニースリーブの着用方法はSBDの公式YouTubeチャンネルで解説されています。
着用は複雑ですが、最終的に膝の上側に2/3、膝の下側に1/3となるのを目指します。
SBDニースリーブで感じたメリット・デメリット
ここからは筆者が実際にSBDニースリーブを使用して気づいたメリットとデメリットを紹介していきます。
- しゃがんだ時の反発力が強い
- カラーバリエーションが豊富
- 最初はなかなか入らない
- 価格が高い
メリット①しゃがんだ時の反発力が強い
SBDニースリーブを使う前は1000円程度の格安ニースリーブを使っていました。
その後、SBDニースリーブに乗り換えると、しゃがんだ時の反発力に驚きました。
メリット②カラーバリエーションが豊富
2つ目はカラーバリエーションの豊富さです。グレー、えんじ、カーキといずれも落ち着いた色合いのニースリーブとなっています。
スタンダードモデルに比べて、1,000円高くなりますが好みのデザインでテンションを上げたい方にはおすすめ。
デメリット①最初はなかなか入らない
先述しましたが、筆者にとっては最初はなかなか入りませんでした。
最初はレギンスを下に履かないと装着できませんでしたが、使ううちにスムーズにはめやすくなりました。
デメリット②価格が高い
本格派ブランドで高級ネオプレンを使い、最高品質のニースリーブとなっているので、価格も高めです。
洗濯してしまうなどのミスを犯さない限りは長く使えるので、ある程度お金に余裕のある方は初期投資と思って購入するのも良いですね。
「価格で渋るけどニースリーブは欲しい」という方はAZLIVのニースリーブであれば、5,000円以下と格安でコスパにも優れているのでおすすめ。
価格が気になるならAZLIVがおすすめ
価格が気になるならSBDと同じ素材、同じ厚みのAZLIVがおすすめ。
価格は4,800円ながら、このコスパなのは非常に魅力的です。
SBDニースリーブは洗い方に注意しよう
多くの筋トレグッズが洗濯可能ですが、SBDニースリーブでは禁止されています。
筆者は知らずに洗濯してしまい、ちょっと破れました泣(一回の洗濯でもダメージは大きいです)
公式ブログによると、洗い方は下記のようになっています。
- 手洗いのみ
- 漂白剤不可
- 回転式乾燥機不可
- アイロン不可
- ドライクリーニング不可
出典:https://www.sbdapparel.jp/contents/201511/380
さらに手洗い時はぬるま湯推奨、洗剤はマイルドなものが良いとされています。
ココに注意
干す時の洗濯バサミで挟むと、跡が残るのでおすすめしません。
一応時間が経てば消えますが、繰り返していると傷むのが早まるでしょう。
SBDニースリーブ使用者の口コミ
実際にSBDニースリーブを使用していた方のレビューを紹介します。
サイズは膝周り35、脹脛36でLサイズです。
装着は少しキツ目に感じましたが慣れたらちょうどいい装着感です。
スクワットでボトムのブレが軽減され安心感があります。
保護具としては最高だと思いました。出典:SBD
ふくらはぎ、膝周りともに37.5cmでMサイズを選びました。Sサイズでもいけるかも知れません。
2週間ほぼ毎日スクワット時に使用していますが新品時と特に変わりありません。
サポート感はあまり強く感じませんが、重量をアップしていくと、つけているのといないのとでは安定感が違う印象です。
また、練習後に関節に疲労を感じないので効果があると思います出典:SBD
レビューでは高品質ならではの保護能力の高さを称賛する声が多く見られました。サイズ選びは1つ小さくても問題なさそうという声もあるので、購入時の参考にしてみてください。
買うなら、Amazon、メルカリ、公式HPのどれが良い?
販売場所 | 価格(税込) |
公式HP | 9,440円 |
Amazon | 12,000円 |
メルカリ | 4,000〜9,000円程度 |
見ての通り、普通に購入するなら公式HPで良いでしょう。
また筋トレグッズ全般ですが、メルカリで買うのはおすすめしません。
メリカリはここがダメ
単に中古品やサイズが合わずに出品されたものがメインですが、劣化の度合いが把握しにくいです。
届いてみたら、ボロボロだったなんてリスクを避けるために公式HPでの購入が無難です
価格が気になるならAZLIVがおすすめ
価格が気になるならSBDと同じ素材、同じ厚みのAZLIVがおすすめ。
価格は4,800円ながら、このコスパなのは非常に魅力的です。
怪我を未然に防ぎ最高のパフォーマンスへ
SBDニースリーブはパワーリフティング選手や、プロのボディビルダーにも愛用されている本格派のニースリーブです。
装着はややこしいですが、その評価は非常に高く高品質と考えて間違いないでしょう。
スクワットで安全に高重量に挑戦したい、膝の怪我を予防しながら鍛えたいという方はぜひお試しください。